本記事はINFP当事者が書いているためINFPに対して辛口気味の記事になっていますが、特定の人や属性を貶める意図はございません。
INFPに向いてない仕事とは?
私は美大卒・超人見知り・お家大好き・メンタル豆腐・耳にタコができるほど他人から「天然」と言われる嫌気がさすほどゴリゴリのINFPです。
今回はINFPに向いてない仕事・向いてる仕事について、今までの就業経験から正直に書きます。
全てのINFPがそっくり同じ性格なわけないと思うので、話半分で読んでいただければ幸いです。
何らかのご参考になれば幸いです。
INFP向いてない仕事の特徴5選
①接客
接客の中でも特に接客販売はINFPには最も向かないと思います。
私は若い頃、人見知りを克服したくて荒療治で百貨店の洋服屋で働いてみたことがありますが、勤めてたった3ヶ月で不眠症・食欲ゼロ・動悸がしてくるほど病みました。
- ◯接客販売のつらかったところ
- ・表面上はノルマ無しでも目標と名のついた実質のノルマがある
- ・上司に一挙手一投足を観察されながら接客*1
- ・声をかけられたくなさそうに逃げるお客様にも声をかける
- ・自分が良いと思っていない物や売れ残りを勧める必要がある
- ・一言一句台詞を間違えてはいけない電話応対
プレッシャーに弱いINFPが接客業に就くことは自◯行為だと個人的には思います。
INFPは人前に出る仕事は向きません。
例えばレストランならホールではなくキッチン専門、アパレル業界なら売り場ではなく倉庫専門スタッフやECサイト運営など、興味のある業界の中で裏方仕事を選ぶことをおすすめします。
②女性が多い
女性やお局さんの多い職場は向きません。
例えば、お局さんの嫌味を込めた褒め言葉を素直に受け取り「ありがとうございます」と言ってしまい、陰で「あの子バカじゃないの?」と笑われてしまうかもしれません。
また、お局の「悩み事があったら何でも言ってね」「私、口は固いから大丈夫」を信じて職場の愚痴やプライベートの事を話し一瞬で広められてしまうなんてこともあるかもしれません。
社会に出てこうしたお局の洗礼を受けるのは何もINFPだけでは無いですが、若いINFPは特にピュアなのでお局のオモチャにされやすいです。
私の体験で言うと、職場の女性Aと女性Bはよく社用の携帯で男性上司Aの悪口を話してキャッキャと盛り上がっているので男性上司Aがよっぽど嫌いなのねと思っていたら実は女性Aと男性上司Aは秘密で飲みに行くほど仲が良く、女性Aは女性Bのことが嫌いで男性上司Aと結託して異動させようとしていた、ということがありました。
女性が多い職場は人間不信になり、病みます。
③上下関係が厳しい
上司の権力が強すぎる職場は向きません。
INFPは体育会系的な世界観を理解できません。
表面的には上下関係をわきまえていてもどこかで振る舞いにボロが出ますし、性に合わないので疲れて病みます。
体育会系の会社でうっかり中間管理職になんてなってしまったら上下に挟まれてペチャンコに潰れます。
また、上下関係の厳しい職場では「部下が表面的には上司に媚びへつらいながら上司がその場を離れた瞬間に上司の悪口で大盛り上がり」なんていうのがよくある風景ですが、INFPは裏表の激しい人間関係が苦手なので病みます。
④人手不足
人手不足な職場が向かない理由は単純に、人が来ない職場にはそれなりの理由があるからです。(薄給やパワハラ体質など)
求人に「少数精鋭」「幹部・リーダー候補」「年収◯◯万円も可能!」などと書いてある職場は人手不足のサインなので避けましょう。
また、人手不足な職場ではスピードを求められます。
人手不足な職場で時間に追われて働く人は(根が良い人であっても)ストレスのせいでピリピリした性格になっていきます。
ピリピリした雰囲気の職場では気の弱いINFPは萎縮しポンコツ化します。
ピリピリした雰囲気にうんざりして人が辞めていき、ますます人手不足になるため残業や休日出勤が多くなります。
一人の時間が大好きなINFPは週5日8時間のフルタイム就業だけでも精一杯なので、その上に残業や休日出勤が多くある職場は確実に病みます。
INFPは「バリバリ働いて稼ぐ」みたいな価値観とは最も遠い存在です。
私はバリバリ働く強い女性になりたいと思っていた時期がありましたが、どう足掻いても自分は違うんだな・・・と今は自覚しています。
⑤硬い仕事
決まり事の多い硬い仕事は向きません。
例えば、
警察・自衛隊など
銀行などお金を扱う仕事
看護師など人の命に関わる仕事
プレッシャーに弱いINFPには硬い仕事は続かないと思います。
INFPは何が得意なの?
って思いますよね。私も思います。
向いてる仕事の特徴をご紹介します。
INFP向いてる仕事の特徴
①接客・電話応対無し
②一人でモクモク
③お金・人の命に関わらない
④できればフリーランス
⑤専門職
ざっと思いつくところだと、例えばリモートの漫画家やイラストレーター、作家、Webデザイナー、フリーライター、1人勤務の清掃、施設警備の夜勤、動植物の飼育、研究職、エンジニアなんかは適性があるかもしれません。
工場やピッキングの仕事は人が多いので、人間関係に悩むかもしれません。
(工場の人間関係の悪さは知人の体験などからよく聞きます・・・)
また、専門性の低い仕事はボヤッとしたINFPよりも素早く動ける人間がたくさんいるため肩身が狭いかもしれません。
できれば一芸特化的な専門性の高い仕事が向いてると思います。
私は田舎の激安アパートでリモートのイラストレーターをしていた頃が一番性に合っていて幸せでした。(生活に満足な額を稼げなかったので断念しましたが。)
身も蓋も無いことを言ってしまうと、そもそも16タイプ中で最も働くことに向いてないのがINFPだと思うので、稼ぎの良い異性と結婚して仕事を辞めるのが幸せになる近道・・・と言いたいところですが、職が無い状態で離婚して苦労した人を身近に何人か知っているので、専業主婦(主夫)はおすすめしません。
まとめ
その昔、私が通っていた美大に講師として来られた画家さんが「私は他にできることが無い人間だから、絵を一生懸命描くしかなかったんです」と講師らしからぬ謙虚な態度で語っていました。
この画家さんがINFPかどうか確証はありませんが、私はこの台詞にINFPの人生が集約されていると思います。
夢追い人のように思われがちなINFPですが、実は夢を追ってるというよりも普通になれないと知ってるから腹括ってるだけなんですよね・・・。
INFPの人生のポイントはやっぱり一芸特化。
以上ご参考になれば幸いです。
\ 好きなことを形にするなら /
*1:先輩は指導のために観察しなければいけない立場なんですが。